先日打ち合わせのあとしばらくして室内のパース画像がメールで届く。
3Dプレイスというアプリを使うと視点を動かした画像も見れる。
20代の頃電気設備の会社に4年ほどおり、設計積算課で建築図面をトレースしたり、見積書を作成したりしていましたので、図面をほどほど読むことはできるかな。
パースとなって様々な視点から見れるのはうれしい。
仮、とはいえ色もついてイメージしやすい。
上と下は、東側から居間・玄関(西側)をみる。右に厨房の窓、入り口の引き戸、室内窓
建具や床の色はもっと濃い色になる予定。
パース画像をみて、俄然、改装が楽しみ。
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さて、日和やは自宅の1階部分の一部改装なので予算も大きくはないが、それでも数百万はかかる。
そもそも「住宅」という人生で最大の買い物をするのに、実物を見て買うことがほとんどない日本。
妹が横浜でマンションを買うことになった時もそう思ったもの。
もちろんモデルルームはあった。
だが間取りは違うし、広さも各タイプごとにいろいろ。
価格は3500万円。実物、みてから買いたいのが本音。
実際入居した時、イメージと違う…と思ったところがあった。
各部屋の広さは特に…思ったより狭い…
もちろんひとり暮らしには充分な広さなのだけれどね。
私自身、子どもの頃から模様替えや家に関する憧れがずっとあった。
中学生で自分の部屋の壁を青色に、学習机を緑色に塗ったり。
「こんな家に暮らしたい」と平面図をあれこれかいてみたり、建築雑誌をみるのも好きだった。
結婚し住むようになったこの家。
一体何回模様替えをしたことか…
暮らしの変化、
暮らす人の変化、
使い勝手、
で変える必要がある。
照明を変える、
建具を外す、
ペンキを塗る、
家具の移動(は限りなく)、
家具を増やす、
家具を減らす、
家具をアレンジする、
ドアを引き戸に、
障子を貼り変える、
襖を柿渋に塗る、
水道の蛇口を変える、
冷蔵庫の色を変える(シートを貼る)、
その時の気分や好み、(間取りに)飽きやすいことからほんとうによくあれこれ変えたのもだ。
嫁いできたときと同じ部屋はひとつとしてない。
中庭のある平屋建ての家。
半間ほどの長い縁側がある。
土間のある広い玄関。
古くなるほど味のでる家。
明るい部屋と暗い部屋がある。
燃えている火をみることができる暖炉かストーブ。
シンクが大中小3つある台所。
外の景色がみえる風通しのよい台所。
・・・
漠然と住んでみたい家を妄想していた。
今回の改装、とにかく楽しみ。
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