高加水パンと発酵スイーツの店「日和やのだいどころ」つれづれ日誌

55歳、一念発起して発酵した食をいかしたお店を開きました。開業日誌改め営業日誌となりました。

創業日誌 ~ 2018/03② フローリング材を見に行く and wood

新潟市内、沼垂テラス商店街にあるフローリング専門のお店「and wood」のショールームにフローリングをみにいきました。

 

ショールームは予約制です。

事前にメールで日時とホームページをみて興味のあった木をお知らせしておきました。

 

とてもすてきなショールームです。

床にも3種類の木とはり方をしたフローリングが美しく敷かれています。

壁にも正方形にかたどったフローリング材が色とりどりに並んでいました。

f:id:hiyoriya-azu:20180315131457j:plain

上から、本花梨・タガヤサン・クク


高加水パンと発酵スイーツの店を自宅を改装して開く、そのための床材を見に来た旨をお伝えしました。

図面を持参したので必要なフローリング材の量を見積してもらうことができました。

 

部屋のメインの色である柿渋にあった床材を、と説明すると2mほどの長さの床材を引き出してみせてくださいました。

幅600x2000ほどの面積で床材をみることができました。

 

f:id:hiyoriya-azu:20180314100544j:plain

右が塗装の花梨、左が無塗装

まずみたのは「本花梨」

赤茶の色がつやつやで見惚れます。

花梨はコーティング(塗装)していた方が趣がある表情になると店主の遠藤さん。

無塗装の花梨もみせてもらいました。

艶のある(塗装した)花梨が大人の女性なら、無塗装の淡いピンクは女学生のような感じです。

 

木によって無垢がいい、コーティングしたほうがいい、いろいろのようです。

(もちろん好みもありますし、無垢で育てていく楽しみもあり)

 

さらに「タガヤサン」「クク」もう1種類黒くて艶のある材を敷いて並べてみました。

 

f:id:hiyoriya-azu:20180314100639j:plain

真ん中がタガヤサン

「タガヤサン」は全体に黄味がかって木目があちらこちら点在しユニークな表情をみせてくれます。こちらは無塗装。

同行してくれた妹は「ロックンローラーな感じ」と、言い得て妙です。

 

f:id:hiyoriya-azu:20180314100722j:plain

こちらがクク

 

「クク」はその愛らしい名前とは裏腹にスッキリとした美人をイメージする木材です。「本花梨」と「タガヤサン」がユニに対して1枚ものであるため筋の通った印象を受けます。こちらは無塗装。

 

※ユニ

1820mmの長さに4~7枚がジョイントされた形状のフローリング。

 

f:id:hiyoriya-azu:20180314100518j:plain

 

店主の遠藤さんがこのお店を開いたのは2017年の6月のこと。

それまで表参道にショールームがあったそうです。

 

なぜまた新潟へ、と失礼ながらおたずねすると、奥様が新潟の方で「家族のため」。

よくぞここに来てくれました、と思います。

表参道ならこのお店を知ることはなかったかもしれません。

 

木材の倉庫も全国に4か所あり、事務所やショールームとして地方都市にあっても全国を相手にお仕事ができるのはいいこと、とあらためて思います。

 

フローリング材のことをネットで調べるうち知りました。

 

www.andwood.jp

 

木についての解説を読むとほんとうに「木が好き」なことがわかります。

海外で植林の活動もされているとのことです。

木は育つのに時間と手間がかかるものです。

携わってくださる人がいるおかげで使えるもの、ほんとうにたくさんあると実感します。

 

以下はみせてもらった木の解説の一部ですが引用させていただきました。

 

感動させる、その絶対的な存在感。

カリン材は非常に希少な素材です。

最近では偽物も出回っていますが、丸太を切ると独特の甘い匂いがして、それを覚えていれば区別はすぐにつきます。

ウレタン艶ありが高級志向で定番ですが、オイル塗装にすると色ムラがでて意外にもカジュアルな床に。

価格が高騰して手が出しづらい材ではありますが、その独特の魅力は唯一無二であります。

 
 

「唐木三大銘木」の名に恥じない貫禄。

タガヤサン(鉄刀木)を手に取ってみると、まずはその重さに驚きます。

そして眼を凝らして木目を見ると、他の木材には見られない独特な「杢目」が見られます。

屋久杉などにみられる「鶉目」(うずらもく)の様な杢目、じっくりとゆっくり成長をした証です。

杢目からも確認できるように、成長は非常に遅く80年ほどで直径50センチ未満にしかなりません。

 

樹齢200年の雄大な柾目杢。

クク材はインドネシア諸島で採れる大木です。

70年代後半には「ユーラシアンチーク」の名前で日本に多く出回っていました。

中にはご存知の方も?

柾目で採ることが可能であり、見た目は非常にシンプルで上品なダーク系の素材。

塗装をすると少しだけ赤みがかる木材で、経年と共に色は深くなる。

余り多く出回らない素材だが、寸法の安定性も比較的よく、隠れた良材である。

 

 

ちなみに「本花梨」がお値段的にはもっとも高価です。

「タガヤサン」「クク」はその2/3くらいの価格。

改修では10坪ほどの木材が必要になります。 

 

「本花梨」「タガヤサン」「クク」の見本をいただき自宅の敷居などに合わせて検討する予定です。